カトラリーとは、ナイフやフォーク、スプーンなどの金物類のことを言います。ここでは、エレガントなカトラリーの扱い方をお話していきます。
まず、イタリア料理でパスタをいただくときですが、スプーンとフォークでいただくよりもフォーク一本だけで食べる方がエレガントです。なぜなら、パスタをいただくときのスプーンは、フォークだけで食べることのできない方のために用意されているからです。
ですから、どうしてもスプーンが必要な場合は使っても構いませんが、できることならフォークだけでいただくようにしましょう。
他にも、ケーキやデザートをいただくときも同様です。ナイフやスプーン、ソース用のカトラリーが並んでいるときがありますが、これも全部使う必要はありません。なるべく少なく使うのがよいでしょう。
また、ステーキなどをいただく場合は、アメリカ流とヨーロッパ流のカトラリーの使い方があります。アメリカ流は、ステーキをナイフとフォークで切ってから、ナイフをお皿の上において、フォークを右手に持ち替えて食べます。
一方、ヨーロッパ流では、常にナイフは右でフォークは左で持ちながら食べます。フォークを持ち替えるということはありません。
このアメリカ流とヨーロッパ流のどちらがいいということはありませんが、私はヨーロッパ流で食事をしています。自分がやりやすい食し方を選ぶとよいでしょう。
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